プロヴァンスのORANGEに行きました

ルシェルシュ

2017年10月17日 15:23

予定は11時ごろのTGVですが早く起きたので

通常4時間ちょっと掛かる所3時間半で到着の

7時台の便に乗ろうとRERでリヨン駅に向かったが

間違えてオーストリッツ駅に着いてしまった

徒歩でセーヌ越えてぎりぎりに着くと

始発から全ての列車が遅れていた

AVIGNON行きも出る気配が無い



掲示板の前は黒山の人だかり



30分遅れで出発、間に合ってラッキー

12分ほど走ると地平線が見えます

フランスは平野が大きい



途中で徐行し乗車時間が30分伸び

予定より1時間遅れで

ORANGE到着、PARISは15度、ここは28度

人口3万人のとても小さい町

駅から歩いて数分で市街到着

早くもこの日の目的がチラッと見えます



中世が色濃く残る良い町ですが

ホテルお勧めのレストランは全て満席

ORANGEのレストランは一回転で終わり



レストランは諦めてカフェで食べた名物

Gardian de taureau

牛のワイン煮、米添え

凄く美味しい

ORANGEが味の決めて



目当てはこれ、2,000年前の劇場

アウグスタスの友人兼、部下、そして妹の旦那

アグリッパが作りました



入り口はここ



ラテン語が分からない観客もいたので

パントマイムが人気だったらしい

数十本経っていた柱はキリスト教会に使われ

たくさんの銅像は建材に

音響抜群の屋根はゴート族に焼かれ



初代皇帝アウグストスの像の

首は皇帝が変わると新しくチェンジしたそうです



下から貴族、有力市民、一般市民

最上階は娼婦、奴隷、こじきの席

元の座席の石もゴート族の

墓石に使われてしまった



通常劇場は坂を掘って作りますが

ここ高い壁を作り岡に向かって座席を

作った珍しいローマ劇場



この休憩所でビールやワインを一杯やったそうです



世界遺産にしゃれたレストラン



向かいの資料館に残ったモザイクは

ケンタウルス



他の地方とは全く違う気候の



プロヴァンス



目的もうひとつはこちら

劇場から数百メートルの

アウグスタスの凱旋門



すっかり洗浄されて綺麗に蘇りました



当然勝っているのがローマ兵

ネットで日本人がこんなのが世界遺産?

と書き込んであったけど

どう見ても世界遺産



裏道を進むとなんとなく気を引かれた

この坂道を登ると



町を見守る



マリア様



外側も全ての台の上には彫像が置かれ

穴の開いたところにもモニュメントが

付いていました



昼は入れなかったが夜は予約し

Au Petit Patioで

アボガドムースから始まり



家族経営の下の妹さん

コート デュ ローヌのロゼ

美味い!



カッソナードをまぶしたフォワグラは



温かいトーストと



夜も予約で満席で何組も断られていた



7時間焼きのとろとろ子羊



読み直しの100円で買ったこれ読みながら

地元のチーズ

所で山本周五郎って名前

初めて勤めた銀座の質屋の名前って

知ってました?



キャラメルアイスクリームに



全て完璧に美味い!

ピスタッチオのプチデザートも付いて

税、サービス料込みで40€

フランスの田舎は安くて美味い



ランチは外のPATIOで食べます



町の中心も9時には人もいなくなり

ホテルも9時から横の扉を

暗証番号入れて入るシステム

快適なホテルは52€



朝焼けに映える凱旋門を期待し

行ってみたけど薄曇だった





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